小説【ツバキ文具店】あらすじと感想★文房具好きさんにおススメ。
今日も気ままにエンタメトーク♪
毎日の家事は大嫌い~♪
ズボラ主婦代表のShizuku です。
今日は久々にどんより天気。
外は寒いし、太陽も見えない。
こんな日にこそ、ズボラ&ひきこもりの性分が発揮されるってもんですよ。
あぁおうち大好き。(なにそれ)
小川糸【ツバキ文具店】を読みました。
有名なところで【食堂かたつむり】でお馴染みの
小川糸さんの小説【ツバキ文具店】を読みました。
糸さんの本は表紙のデザインが可愛いくて
インスタでもちらほら見かけては気になっていたところ。
ちょっと前に同じく糸さんの作品で、「ファミリーツリー」っていうのを読み始めたのですが、こちらは物語の展開が非常にゆっくりで…
途中で読むのをやめてしまいました。スイマセン笑
今回の【ツバキ文具店】は、テンポよく進むので割と読みやすく
舞台の鎌倉の様子や、ツバキ文具店に出てくる文房具など
書くことに関する豆知識などがちょこちょこ出てくるので、それが読んでいてとても楽しかったです!
同じ作家さんでも、作品によってこんなに違うんだなぁと思った次第です。
この記事に書いたこと
小説のあらすじは?
舞台は鎌倉にある一軒の文房具屋さん。主人公はそこの店主を務める一人の女性。
看板は“文具店”としているけれど、主な仕事内容はいわゆる“代書屋さん”。
季節のお便りの宛名書きをするときもあれば、本人に代わって手紙を代書するときもあり、物語はこの“手紙の代書”をメインに進んでいきます。
鎌倉で小さな文具店を営むかたわら、手紙の代書を請け負う鳩子。今日も風変わりな依頼が舞い込みます。友人への絶縁状、借金のお断り、天国からの手紙…。身近だからこそ伝えられない依頼者の心に寄り添ううち、仲違いしたまま逝ってしまった祖母への想いに気づいていく。大切な人への想い、「ツバキ文具店」があなたに代わってお届けします。
アマゾンより引用
【観る】だけじゃない!電子書籍も楽しめる!!
初心者でも楽しめる・ほどよい文具情報がチラホラ
この物語が“文具店”というだけあって、代書の依頼が舞い込むたびに
それに合わせた文具、手紙に使う紙、切手を丁寧に選んで仕事をする様が
小説の随所で表現されています。
なんとなく使っていた文房具でも
こんなにたくさんの種類があったんだ!
文房具の世界も奥が深いな~と感じました。
最近は、以前から人気のある手帳に加え
完全オリジナルでスケジュールやタスクフォーマットを作りながら楽しむバレットジャーナルなどのノート術ブームもあって
それに使うかもしれない文具ブームも平行してかなり盛り上がっているようです。
インスタで#インク沼 など検索すると
文房具関連の投稿がたくさんあるので面白いですよね。
東京では【文具女子博】なんかも開催されているようで(゜゜)
マニアさんにとってはたまらない場所なんでしょうね。
きっと財布のひもがユルユルになることでしょう。。
そんな文具女子さんにはお馴染みかも知れませんが
小説の中には万年筆やインクの事、紙の種類などのことが書かれていて
文具初心者だけど見るのは大好きな私も、読みながら出てくる文具に興味が湧いて
商品をググりながら小説を読み進めました。
舞台の鎌倉情報も必見・関連エッセイも気になる♪
物語の舞台は鎌倉です。
小説には、鎌倉にある
・雰囲気よさげなカフェ
・お腹一杯でも寄ってみたいパン屋さん
・一度は行ってみたいうなぎ屋さん
など、美味しそうなお店がたくさん出てくるのも
食いしん坊や、プチ旅好きには楽しい情報のひとつ。
そんな小説に関連する鎌倉情報をつづった別冊のエッセイもあり
こちらも一緒に読むと楽しそう!!
鎌倉には一度だけ行ったことがあるけど
1日で江の島メインの観光だったので
次に行くときはこのエッセイを片手にブラっと女一人旅なんて…
憧れますねぇ。
こうして私の「行ってみたい旅リスト」は
本を読むたびに増えていきます・・・
おわりに
小説には文具情報、鎌倉の美味しいお店など魅力的な情報が満載ですが
スルーしちゃいけないのが、最近の日常では馴染みが無くなりつつある「手紙」の良さ。
普段の連絡手段なら、おそらくもうほとんどの人がメールも使わず
ほぼLINEで済ませる時代にあって、手紙を書く機会すら思いつかないけれど・・・
人の綴る文字から伝わる温かみを改めて感じさせてくれる。
読み終わった後には手紙を書きたくなる
そんな素敵な小説でもあります。
ということで今回ご紹介した「ツバキ文具店」は
・文房具好きな方
・日帰り、プチ旅が好きな方
・優しい気持ちになりたい方
こんな方にはぜひおすすめしたい1冊です♬
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
実写版ドラマ「ツバキ文具店」も観てみたいな~
★「読書」カテゴリーで他の作品の記事を更新しています♪(のんびりめ)
shizukubooknavi.hatenablog.com