映画【南瓜とマヨネーズ】感想 太賀クンの笑顔が好き!南瓜のナゾ
こんにちは。
前から気になっていた映画「南瓜とマヨネーズ」を鑑賞しました。
ネットの予告編を見て興味を持ったのですが、
特に予告編の中で歌う太賀くんの歌声に惹かれました。
王子様風のイケメンとは違う
どちらかというと良い意味で「身近に一人は居そうな」イケメン。
若手実力派俳優の一人ではないでしょうか・・・♪
そんな映画【南瓜とマヨネーズ】の感想など綴りましょっと。
この記事でわかること
映画情報
2017年11月公開
原作は魚喃キリコさん(名字何て読むの・・・笑)による恋愛漫画。
ネット配信やDVD発売&レンタルが今年(2019年)に入ってからなので、ファンの方は待ち焦がれたことでしょうね。
私は予告編の太賀くんの歌声に心をウバワレマシタ←2回目
あらすじ
ふたつの恋に揺れる、痛くて愛おしい“わたしたちの”ラブストーリー
ライブハウスで働くツチダは同棲中の恋人せいいちがミュージシャンになる夢を叶えるため、内緒でキャバクラで働きながら生活を支えていた。
一方で、自分が抜けたバンドがレコード会社と契約し、代わりにグラビアアイドルをボーカルに迎えたことに複雑な思いを抱え、スランプに陥っていたせいいちは、仕事もせず毎日ダラダラとした日々を過ごす。
そんなとき、ツチダはお店に来た客、安原からもっと稼げる仕事があると愛人契約をもちかけられる。
ある晩、隠していた愛人からのお金が見つかってしまい、ツチダがその男と体の関係をもっていることを知ったせいいちは働きに出るようになる。
そして、ツチダが以前のようにライブハウスだけで働きはじめた矢先、今でも忘れられない過去の恋人ハギオ(オダギリジョー)が目の前に現れる。
蓋をしていた当時の思いが蘇り、過去にしがみつくようにハギオとの関係にのめり込んでいく。
公式HPより引用
監督とメインキャスト
監督
冨永昌敬さん
他の監督作品に「ローリング」、「素敵なダイナマイトスキャンダル」など多数
私は冨永監督の作品は、今回が初めてです。
その他の作品も名前を見てもほとんど分かりませんでした。
メインキャスト
臼田あさ美さん・・・二つの恋に揺れる主人公の女の子「ツチダ」役
太賀くん・・・ツチダと同棲する彼氏「せいいち」役。ミュージシャンを目指している。
オダギリジョーさん・・・ツチダの元彼「ハギオ」役。彼女は適当に何人かいる、女たらし。笑
光石研さん・・・ツチダと愛人契約を結ぶ人。キャバクラの客。ツチダを度々呼び出しては大人の時間を過ごし、お金を払う。
映画の感想
今彼と元彼。
2人の間で揺れる、なかなか答えの出ない女ごころ・・・
「女は過去の恋をひきずらない、なんてウソ。」
このキャッチコピーにもあるように、この劇中のどこかしらのシーンで、誰でも必ず激しく共感できる部分があるでしょう。
それぞれの思い出の中にある、むず痒い、青春の一ページ。
主婦5年目の私にとっては懐かしい・・・笑
まぁ、私にはもう引きずる恋なんてナイけどね。(遠い目)
甘酸っぱいより、あまじょっぱい!?
そんな自分の恋愛史を重ねて見てしまうストーリー。
ラストはちょいモヤる終わり方ですが、それこそ絶妙なリアリティ。
「あーそうだよね、そう何でもうまくはいかんのよ。」っていう。
ツイッターの感想をみていても、やはりみなさんそれぞれに
この映画のストーリーに自分の体験を重ね合わせて共感されているように感じます。
超・個人的な感想(ちょいネタバレ)
さらに、この映画を観る上で目が離せないのは太賀くん!!
なんですか、あの無邪気な笑顔は。(未だの方は予告編みてください。)
無精ひげを生やしていても、いやらしすぎず、むしろカワイイ。(ミーハー主婦的目線)
さらに、彼の歌声。
予告編でその歌声に惹かれ、この作品を観たほど
私は大好きです。(知らんわ)
歌声だけでなく、彼の自然体な力の抜けた演技も素敵でした。
完全に、この映画では推しメンですよ。
他の主演作「母さんがどんなに僕を嫌いでも」もぜひ観たい!!
もちろん、オダギリジョーさんも素敵でしたね。
役柄は圧倒的にダメンズでしたがw
クズっぷりが見事でした。(褒めてます)
そして、忘れちゃいけない主人公の女の子「ツチダ」を演じた臼田あさ美さん!
せいいちから別れを切り出されて泣くシーンの演技はすごくリアリティありました。
最近知ったのですが、臼田さんはモデル出身なんですよね。
赤文字系雑誌といえば!のCamCamで専属モデルをされていたとか。
私も、蛯原友里さんの「エビちゃんOL」全盛期の時は毎月読んでたな~!!
なんて、思い出だしたと同時に臼田さんに関しては、モデルさんよりも女優としての印象が強かったため、一人で感心してました。
モデルから女優業に転身されて大成功ですね。
とまぁ、最近観た映画のなかでは、ある意味一番語ってしまう作品だったかも知れない・・・
主婦5年目で、忘れかけていた乙女ゴコロを思い出しました。
思い出させてくれて、楽しませてもらって、感謝です。笑
最後に一つだけ、疑問点があるとしたら
なぜタイトルが「南瓜とマヨネーズ」なの??ってところでしょうか・・・
劇中には南瓜もマヨネーズも一切出てこなかった。
私には想像力が足りませぬ。
ナゾです。笑
考えてみようと思います。(永遠にわからないかも。笑)
東野圭吾☆映画【人魚の眠る家】涙の結末・感想「すぐに答えの出ない複雑なテーマ」
こんにちは。
2018年11月に劇場公開されていた「人魚の眠る家」を鑑賞しました。
東野圭吾さんの小説が原作となっている作品を鑑賞したのは、これが二つ目になります。
直近では「パラレル・ワールド・ラブストーリー」が公開(2019年5月31日)されていますね。東野さんの作品は、一つ知る度に他の作品も鑑賞してみたい!と思わせられます。
因みに、今年の初めには、同じく東野圭吾さん原作の映画「マスカレードホテル」を観に行きました。
東野圭吾さん原作☆映画「マスカレードホテル」に関連するの記事
shizukubooknavi.hatenablog.com
「マスカレードホテル」は連続殺人事件とその犯人を探る
長編ミステリーとなっています。
それに対し今回の「人魚の眠る家」はヒューマンミステリと紹介されています。
命に関わる白黒答えの出にくい内容がテーマとなっていて、ラストは涙なしには見れません。
あらすじ・感想などまとめてみました。
この記事でわかること
映画情報
冒頭でも書きましたが、原作は東野圭吾さんによる小説。
初版発行は2015年11月。作家デビュー30周年作品。
作家デビュー30周年とは、単純にスゴイですね。驚
この本自体も発売から1ヶ月で27万部を超えるベストセラーに。
東野さんは、いったい何冊ベストセラーを出すんでしょう・・・
映画は2018年11月に公開されました。
あらすじ
突然の事故。眠り続ける娘。
奇跡を信じた決断が、運命を狂わせていく__
愛する娘の悲劇に直面し、究極の選択を迫られた両親の苦悩を描き出す。2人の子どもを持つ播磨薫子と夫・和昌は現在別居中で、娘の小学校受験が終わったら離婚することになっていた。そんなある日、娘の瑞穂がプールで溺れ、意識不明の状態に陥ってしまう。回復の見込みがないと診断され、深く眠り続ける娘を前に、薫子と和昌はある決断を下すが、そのことが次第に運命の歯車を狂わせていく。
映画.COMより引用
監督・キャスト
監督
堤幸彦さん(つつみゆきひこ)
主な監督作品はSPECシリーズ、最新作に十二人の死にたい子どもたち(2019年1月公開)など
キャスト
篠原涼子さん(主演・意識を失った娘の母親役)
この作品で、報知映画賞・主演女優賞を受賞!
プライベートでも実際にお子さんを持つ現役のお母さんでいらっしゃいますので、母親役はぴったりですね。
最新映画「今日も嫌がらせ弁当」でも母親役をされていて、こちらの映画も気になる!!
テレビに映画に引っ張りだこ!
今年48歳だそうで、これは個人的に驚きです(゜゜)
この作品では、最初に「浮気した夫」として少々ネガティブなイメージで出てきますが、突然の「娘の事故」という悲劇に向き合い苦悩する、子どもを愛する父親を熱演されています。
ラストシーンは涙ちょちょぎれ(号泣レベル)
その他のキャストは
松坂慶子さん(事故に遭う娘の祖母)
山口沙弥加さん(篠原涼子さんの妹)
坂口健太郎さん(意識不明の娘を最新技術で治療する研究員)
川栄李奈さん(坂口さん演じる研究員の彼女役)
稲垣來泉ちゃん(事故に遭って眠り続ける娘役)
田中哲司さん(意識を失った娘の担当、脳外科医)など
それぞれに、それぞれの立場・視点で消化しきれぬ複雑な心境が描かれていて、どのキャストも映画には欠かせない重要な存在感があります!
感想
今回の内容のテーマは、すぐに〇・×の答えが出せない複雑なテーマだと感じます。
起きてほしくはないけど、ある意味どんな人にも起こり得る事故。
意識はないが、心臓は動いていて寝息もはっきりと聞こえる。
しかし、再び目覚める可能性は極めて低い。
身近な家族が同じような状況になった時、自分ならどうするか。
他人事のようでありながら、その可能性とは万人が平等に隣り合わせなのではないでしょうか。
だからこそ、自分がこんな立場になったらどうするか?
というところで、割と感情移入して見入ってしまう作品です。
ストーリーが進んでいく中、なかなかはっきりとした答えは出てこない。
それでもラストシーンでは、それまでの苦悩に対する一つの「答え」が出されたように、ゆっくりとモヤモヤが解き放たれていく。(そこで号泣)
それぞれの状況によって、選択が変わり
それに伴って答えも若干変わってくることだとは思います。
そんな複雑なテーマではありますが
この映画を見て、「自分事」として考えるきっかけができたのはよかったのではないかと感じています。
映画【ブルージャスミン】みどころ&感想(ネタバレあり)
映画【ブルージャスミン】を観ました。
米津玄師さんの曲に同名の作品があるみたいですね・・・
知りませんでした。笑
この作品は、映画ライターのよしひろまさみちさんがご紹介されていて知りました。
“ブルージャスミン”と聞くとなんだか“美しい花”を想像しますよね。
その内容はいかに!?
あらすじ、感想などまとめました。
この記事でわかること
映画情報
2013年 アメリカのコメディ・ドラマ
最初はNYとロサンゼルスで限定公開。日本での公開は翌年。
あらすじ
上流階級から転落したヒロインが再起をかけて奮闘し、苦悩する姿を描いたドラマ。ニューヨークの資産家ハルと結婚し、セレブリティとして裕福な生活を送っていたジャスミンは、ハルとの結婚生活が破綻したことで地位も資産も全て失ってしまう。サンフランシスコで庶民的な生活を送る妹ジンジャーのもとに身を寄せたものの、不慣れな仕事や生活に神経を擦り減らせ、次第に精神が不安定になっていく。それでも再び華やかな世界へと返り咲こうと躍起になるジャスミンだったが……。
映画.COMより引用
監督とキャスト
監督:ウディ・アレン
御年84歳!!(2019年現在)
アメリカ映画界の超ベテラン。
1969年に初監督作品「泥棒野郎」を公開。
監督のほかにも脚本執筆、俳優として演技もこなす。
映画ファンならお馴染みの情報かもですね。
2000年代の有名な監督・脚本作品としては・・・
☆それでも恋するバルセロナ(2009)
☆ミッドナイト・イン・パリ(2012)
☆カフェ・ソサエティ(2017)など他多数!
一度は耳にしたことのある作品があるはずです。
キャスト
ケイト・ブランシェット(主演)
この作品で第86回アカデミー賞 主演女優賞を受賞!
ケイト・ブランシェットといえば、個人的には「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのエルフ役の印象が強いですね!
最近の出演作ではディズニーの実写版「シンデレラ」で
意地悪な継母役を演じていたっけ。
他にも出演作を挙げるとキリがないけど
私が観てきた作品はそのくらいかな~
その他のキャストは
・サリー・ホーキンス(パディントン、幸せの絵の具 愛を描く人モード・ルイス)
・アレック・ボールドウィン(アリー・スター誕生)
・ボビー・カナベイル(ANNIE・アニー、シェフ三ツ星フードトラックはじめました)
など
これらのキャストの中で、サリー・ホーキンスは映画「幸せの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」でカナダに実在した画家を演じていましたが、その作品が素晴らしかったです。
みどころと感想
ケイトが演じる“残念な女性”
この映画の見どころの一つは、主演のケイト・ブランシェットが演じる“セレブ妻”からの転落ぶりではないでしょうか。
涙で落ちたマスカラでゾンビフェイスになりながら、夫に不倫を問い詰めるシーンなど、映画全体を通して「ロード・オブ・ザ・リング」や「シンデレラ」とは違った”可哀想な女性”を見事に演じておられます!
そして、ここでちょいとネタバレをすると・・・
この映画はハッピーエンドでは終わりません。笑
映画を観た方は「え!?ここで終わり!?」と思った方も多いのではないでしょうか。
主人公のジャスミンは、夫の詐欺行為によってセレブ妻から一文無しに転落します。
不本意ながらも、他に頼る人の居ないジャスミンは、妹のジンジャーの家に居候する。
口では「助かるわ」と言いつつ、ジンジャーのような庶民的な生活にはどこか満足できない。
居候しながら理想の生活をもう一度手に入れるため、あれこれと奮闘するが・・・
社会的な地位の高い仕事に拘ったり
新しく出会った恋人に気に入ってもらえるよう嘘をついたり、、
結局は前のような裕福な生活や、“資産家の妻”という自分の地位に無意識に拘っていたのですね。
それ以外の生活や幸せに気づけないまま苦労し、その後の展開は謎のまま終了。
「お金や地位よりも大切なもの」にいつまでも気づけない人は、こうなりますよ
というウディ・アレンからのメッセージのような・・・
ジャスミンとは正反対の妹ジンジャーとの対比
対照的なのが、サリー・ホーキンス演がじるジャスミンの妹ジンジャー。
彼女にもジャスミンと同じく一度の離婚歴はありますが、二人の(ヤンチャな)息子に恵まれています。
しかしその生活ぶりは、決して裕福ではない。
けれど“今”を生きるには不自由ない生活。
さらに、大金持ちではないけれど純粋にジンジャーと子供たちを一途に愛してくれる恋人もいる。近々再婚を考えている二人。
ここでも少しネタバレ挟みますが、ジンジャーの離婚の原因の一つには、ジャスミンの前夫が関わっています。
言わば、ジンジャーとその前夫も詐欺の被害者なのです。
そんな状態であっても、突然やってきた姉のジャスミンを快く居候として迎えるジンジャー。
ところが、凡人の生活の全てがあまり気に入らないジャスミンは、ジンジャーの恋人も苦手。
ジャスミンに「他にもっとマシな男がいる」と耳打ちされ、ジンジャーは一時的に別の男性に心を奪われ盲目になってしまうのです。
しかし、その男には妻がいると分かり、自分の恋人の大切さを改めて認識する。
お金や地位はないけれど、飾りすぎない等身大の生活に幸せを感じられるのがジンジャーの魅力であると思います。
キャラクターそれぞれの生活を、この映画を観た人は自分に置き換えられるのではないでしょうか。
ジャスミンの生活はかなり裕福なので、私には到底無縁のものですが・・・笑
まとめ
今回は映画「ブルージャスミン」の感想などまとめました。
映画の見どころを振り返っておくと
・ケイト・ブランシェットの演じる“残念な女性”の転落ぶり
(ケイトはこの作品でアカデミー賞、主演女優賞を受賞)
・正反対の妹ジンジャーの日常にある等身大の幸せ
・それぞれの生活を自分に置き換えてみたら、何が幸せか分かるかも!?
といったところでしょうか。
さらに、途中でも書きましたが、この映画の終わりは“その後、どうなったのか?”
を想像できる終わり方でもあります。
良い物を求めることが悪いことではないけれど、一つの形に捉われない自分を保っていたい、そんな風に感じる映画であったと思います。
映画【嘘八百】の感想。2020年続編公開あり・お笑い好きな人にお勧め★
こんにちは。
エンタメ大好きミーハー主婦の Shizuku です★
年が明けて気づけばもう3月・・・
今年の目標の一つに「3キロ痩せる」というのを掲げていますが、思っていたよりも時間の流れが速くて・・・今年も“ダイエットするする詐欺”で終わりそうな予感。←そもそも痩せる気ないw
昨年に誕生した次男もあっという間に寝返りからの離乳食開始と、長男の時とは違って成長がほんとにあっという間です。あと半年もしないうちに1歳かぁなんて思いながら、乳児期の可愛さも今だけかと思うと、これまた少し寂しいような不思議な気持ちになります。
長男は相変わらず。毎日エネルギー満タンの自我炸裂!
長い人生の中で“今だけ”と思って、成長には欠かせない大事な過程だと思えば、私も感情的にならずに向き合えるのだと思うのですが…ついつい冷静さを忘れて怒ってばかりの今日この頃です。←毎度反省&その分食欲で発散w
それでも寝てる時間を利用しては、少しずつですが読みたい本を読んだり、映画を観たりできているだけ有難いなぁと思います。
そこで早速、昨日観た堺市が舞台の映画【嘘八百】が面白かったのでその話を綴ります♪
素敵なオジサマ俳優のW主演
大阪を舞台に映画のためのオリジナルストーリで製作されたこの作品の主演は、中井喜一と佐々木蔵之介という日本の映画界を代表する素敵なお二人。
舞台が大阪なので、関西出身の蔵之介さんはバリバリの関西弁で演技をされていて、それがめちゃカッコいいです。(゜゜)
さらに中井喜一さんも安定のダンディーさであの美声。
最近はもっぱら神木隆之介くんに心を奪われては
画像検索して癒されていましたが・・・ ←変態
中井喜一さんと佐々木蔵之介さんもめっちゃ素敵。
見るだけ限定の色男好き。(゜゜)
大阪でロケしていたならマジで野次馬しに行きたかったなぁと思いました。
何やそれw
簡単なあらすじとしては、お互いに騙された経験のある古美術店の店主に仕返しをするべく、誰にも見抜けない贋物の茶器を佐々木さん演じる“腕は立つのに落ちぶれくすぶる陶芸家”が作り、中井さん演じる“大物狙いで空振りばかりの目利き古物商”が茶器について自分の目利きを語り、店主に買付させて大金を手に入れようとする話。
詳しくはコチラ↓
関西弁のやり取りが絶妙
この映画は主人公の2人がタッグを組むに至るまでのいわゆる“騙しあい”から始まり、そのひと悶着からがすでに面白くて、大阪・堺市を舞台にコテコテの関西弁を喋る俳優陣が揃っているのもこの映画のみどころ。
その中のキャストで、贋物を作って売るのに協力する地元民役に坂田利夫師匠、蔵之介さんの妻役に友近、博物館の学芸員役にドランクドラゴンの塚地など、芸人さんが何人か出演していてお笑い好きさんにおすすめの配役。
友近ファンとしては出てきた瞬間からテンション上がって画面にくぎ付けですし、塚地さんの学芸員もなかなかツボでした。 ついモノマネしたくなる笑
塚地さんのシーンは、もう一回リピートして観ようかなと思いますw
劇中の博物館「さかい利晶の杜」が楽しそう
映画の中では、舞台の堺出身である千利休の贋物を作るというのが一つの軸になっていて、その歴史をたどるべく博物館に出向くシーンがあり、その時の撮影で使われたのが「さかい利晶の杜」というところ。
公式ウェブサイトはコチラ↓
ここには、千利休屋敷跡や茶の湯体験施設があり、さらに敷地内にはスターバックスコーヒーもあるみたいで、日本を代表する茶の湯者の歴史に触れながら、現代のサードウェーブでお馴染みの一服みたいな時間が過ごせそう。
映画の舞台になると、知らなかった土地の新たな魅力を知るきっかけにもなりますね。
おわりに
笑いあり、ちょっとした歴史の豆知識あり
中井喜一と佐々木蔵之介ファンなら必見のこの映画。
難しい解釈も必要ないし、関西弁のテンポとノリが心地いい♪
ただ笑いたい時にもお勧めの映画です。
とにかく、私はもう一度塚地さんの学芸員を観て楽しもうと思いますw
映画【キャスト・アウェイ】感想。映画で気づいた数学の重要性。
こんにちは。
Shizukuです。
少しずつ暖かくなってきて春が待ち遠しい時期です。
が、しかし・・・まだまだ積極的に外出しようと思えない天候であることも確か。
ついつい引きこもって、映画や本に手が伸びますよね。あとお菓子。(゜゜)
Netflixで映画を選ぶとき、マイリストを登録しておくとそれに合わせておすすめ映画が表示されるのですが、そこで出てきたトム・ハンクス主演の映画【キャスト・アウェイ】
公開当時(2001年)は中学3年の終わりごろ・・・
映画館で観たのか、借りてみたのかは思い出せないのですが、トム・ハンクスが好きで印象に残った映画の一つだったこともあり、久しぶりに観てみました。
乗った飛行機が墜落。漂着した無人島でのサバイバルドラマ
映画のストーリー
「フォレスト・ガンプ/一期一会」のトム・ハンクスとロバート・ゼメキス監督が再びコンビを組んだ人間ドラマ。飛行機事故で無人島に取り残された男の生還への孤独な戦いの姿を描く。映画の大半をトム・ハンクス一人で演じ、体重も25kgの減量に挑むなどの熱演を見せる。チャックはフェデックスに勤めるシステム・エンジニア。ある日、彼の乗った飛行機が太平洋上で墜落。奇跡的に一命は取り留めたものの、彼が流れ着いた先は誰もいない無人島だった……。
解説・あらすじ - キャスト・アウェイ - 作品 - Yahoo!映画 より
映画のみどころは劇中の大半をトム・ハンクスが一人で演じたとされる無人島でのサバイバルシーンだと思います。
さらに、彼の代表作の一つである映画「フォレスト・ガンプ 一期一会」の監督とのコンビで製作されたということもポイントの一つとして、この映画を面白くさせてくれるかなと。
フォレスト・ガンプも私のお気に入りの映画で何回も鑑賞していますが、何回観ても物語に引き込まれてしまう。
またこのキャスト・アウェイも同じく、久しぶりに観るといろいろと忘れていた部分もあり、今回も同じように引き込まれてあっという間の2時間でした。
無人島での生活は究極の自由!!でも・・・
ちょうどこの映画を観て数日後・・・
国民的人気アイドルグループ「嵐」の活動休止報道がありました。
その後のメンバーの会見を見ましたが、その時の大野くんの「何にも縛られない自由な生活がしてみたい。」というコメントが印象的でした。
そしてその直後、ZOZOの前澤さんがこんなツイートをされていました。
昨日から何度も「自由な生活をしてみたい」について考えてる。自由な生活をしている人ってどんな人なのかな。
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) January 27, 2019
確かに「自由な生活」って言葉は簡単ですが、「具体的にどんな?」って言われると、出てくる答えは様々ですよね。
まさに無人島での生活は「何にも縛られない究極の自由」がそこにあると思われます。しかしながら、映画をみれば(みなくてもある意味)分かりますが、究極の自由でありながらめちゃくちゃ不便です。
また、この映画の中のセリフで
「我々は時間に縛られて生きている。時に背を向ける事は大罪だ。」
というのが出てきます。
1日24時間・1年365日の時間のなかで、大きく時間の種類を分けるとすれば・・・
一つは「やるべきことをやる時間」
もう一つが「自分のための自由な時間」と表現するならば。
この二つのバランスによって自分は「不自由だ」と感じるのか、「自由だ」と感じるのかだと思うのですが・・・
それこそ時間という束縛に沿って動かなければ、極端な話、人間的な生活ってできないなぁと感じました。
無人島にいたら数学めっちゃ必要かも。
無人島に漂着すると、そこには時計もカレンダーもありません。
今が何月何日で、季節すらまともに分からないような感じなんですよね。
映画の中では4年もの長い時間を無人島で生活します。
時間を計算して「今日がだいたい何月何日か」を予測しながら、ずっと暖かい温暖な気候の中でも微妙に変わる風向きや波の動きを観察して、季節ごとの特徴を記録し、自作のイカダで脱出のチャンスを伺うシーンがあります。
このイカダを作るときも・・・
✔何本の木が必要で
✔束ねるロープが何本必要か
✔ロープは何メートル必要か
を計算し、さらに材料を一からすべて自分で調達するため、ロープを自分で編むという作業も出てきます。
それを編むのにどれくらいの時間と期間がかかるか。
それが良い波と良い風の状態の季節に間に合うのか、など・・・
「数学や暗算が苦手な私は、同じように無人島にいたらこんな計算できるんだろうか。(汗)」
と、違う意味での危機感を感じました。笑 ←笑えない。
おわりに。
現在いくつかのバラエティ番組をレギュラーに持っている、あの「今でしょ?!」で有名な、国語科専任の林修先生も 「生きていくのに一番重要なのは数学」とお話しされていたことがありました。
この映画【キャスト・アウェイ】を観て、それを思い出しました。笑
ここだけの話。(隠すつもりはないが)
私は数学が大の苦手、かつ大嫌いでした。
勉強もほとんどせず、テストでのび太君に追いつきそうな点数をとって母に激怒された過去があります。笑
しかし、この映画を観て
「今からでも数学はやっておいて損はないかも」と思いました。
勉強するかどうかは・・・・
未定です。(^^) ←せんのかい!