しずくの暮らしダイアリー

きまぐれ・ミーハー主婦の備忘録

映画【マスカレードホテル】正直な感想。小説は読まずに観るのをおススメします。

御無沙汰していました。

年始から体調崩し、プチ復活を遂げた shizuku です。

 

体調が崩れると同時に食欲も落ちて食べる量も減ったので、ちょっとは痩せているかと思い体重を測定してみましたが…変わってませんでしたw

 

どうでもいいけどショック受けてます。←どーでもいい

 

そんな中、1月20日に映画【マスカレードホテル】を観に行ってきましてその日はいいリフレッシュできました。

 

話題の映画の“正直な”感想を綴ります・・・・・意味深(゜゜)

 

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【結論】原作は読まずに観た方がイイ件。

 

映画を観て思った正直な結論ですが、おそらく原作小説は読まずに観た方が楽しめると思います。

 

ナゼならば・・・!!

 

犯人が誰か分かってしまうから! 

です。

 

いやいや、そんなこと考えなくても分かるだろうと思われるかもですが。

 

素直な?私は「原作を読んで予習しておいた方が映画も楽しめるハズ!」とそれはそれは期待を込めて、せっせと子どもたちが寝た後に小説を読んでおりました。

 

 

観に行く前に気合を入れて、予習のための記事まで書きました。

そこでは原作を読み込むぜ!と書きました。

 

shizukubooknavi.hatenablog.com

 

 

 

 

今回は、私にとっての初めてのミステリー小説。

今まで“ミステリー小説って難しそう”という勝手なイメージから読むのを避けてきたジャンルでしたが、実際読み始めるとこれがイメージ逆転!

 

私は平成30年に念願叶っての読書嫌いを克服しました。←ナゾの報告

 

本が読めない事が長年の密かなコンプレックスであった私でしたが、小さなきっかけでそれを見事に克服し、読書が日常に定着しつつあった私でも、読むのはそれほど早くはなくかなりマイペースだったのですが

 

このマスカレードホテルは今までのどの本よりも早く読み進めてしまうほど面白く、

「早く早く、犯人が知りたい!!!」と睡眠大好きな私としては異例の、寝るのを惜しんで読みました。

 

しかし、小説の半分を過ぎたところでふと思いました。

 

「この小説を読了したら犯人が分かってしまう。映画を観るなら、知らずに観た方が楽しめるのではないか。」と。

 

そりゃそうですよね。

当たり前の事なんですけど、予習はあらすじを知っておくくらいで十分で、犯人は誰なんだろう?と気になりモヤモヤしながら映画を観た方がいいじゃねぇか!と気づき、あえて続きは読まずに観に行きました。

結果的に、これが正解だったと思います。

 

 

映画の感想。原作を知ってる人には物足りない。

 

原作の人気があればあるほど、実写化される時の賛否両論は避けて通れないと思いますが、素人ながら大口たたいて正直な感想を述べますと・・・

 

やはり2時間ちょっとの映像化はすごく難しく、小説を知っている人からすると物足りない感じがしました。

 

理由の1つは映画全体の演出といったところでしょうか・・・

これまた大口たたいて言うと、個人的にはもっとベタな、それこそ2時間のサスペンスドラマ風のスリルとハラハラ感が欲しかった。

 

この話は

都内で起きた3つの殺人事件に残された共通のメッセージにより、同一の犯人による連続殺人と思われる事件だということから、次回の殺害現場と予告されたホテルを舞台に、そのホテルに来るお客様一人一人を犯人ではないか?と疑いながら潜入捜査を進めるといった内容です。

 

その疑わしきちょっと変わったお客様の事例、一つ一つに対する反応がちょっと穏やか過ぎたというか・・・

 

テルマンとして扮する刑事の犯人を捕まえたいという欲求とは裏腹に、実際の現場では偽ホテルマンであることは決してお客様に気づかれてはいけないという現状をリアルに描くとなると、今回のような演出になるのかなと分析しました。

映画評論でなく個人的な感想ですw

 

今回、監督が映画本能寺ホテルと同じ方だったのですが、そういわれてみると、本能寺ホテルと似たような演出であったなぁと思いましたし、同じく本能寺ホテルの感想もまた「ちょっと物足りない。」と思ったのが正直なところです。

 

さらに、一緒に見に行った夫は原作を私より先に読み終えていて、犯人も誰か知っていたからといってはなんですが・・・映画上映中は寝息をたてて寝ていました。←途中で起こした

 

夫曰く

「犯人が誰かわかってたし、予想より静かな映画だったからつい寝てしまった。これは連続ドラマで1話ずつ怪しい客を深堀した方が面白かったかも知れない。しかし、俳優は悪くない。」と言っていました。←夫婦で映画評論かい

 

 

これから観る人は…映画を観てから原作を読むべし!笑

 

読書好きな方で映画を観る予定のある方にはこのように断言します。

原作読まずに映画を観た方が「犯人はダレ!?」と思いながら楽しめると思います。

また、以前に原作を既に読んでいるが、内容をあんまり覚えていない状態の人はそのまま再読せず観に行かれるのがイイかと・・・

 

実際、ネットで映画の感想を見てみると、面白かったの意見と私のような物足りないの意見が半々くらいです。

 

物足りないと感じている人の多くは原作を読んでいる人たちだと推測します。

 

1つの作品を知るのに、映像を観るか、小説など本で読むかの出会いはそれぞれですが、いずれにせよひとつの作品に対して色々と話すことができるのは、夫婦には良いコミュニケーションになるということは間違いないでしょう。

 

映画の正直な感想は“物足りない”でしたが・・・

原作の小説は、単純に面白かったです。

東野さんの小説を読むことも今回が初めてでしたが、他の作品も読みたくなりました!

 

マスカレード・ホテル (集英社文庫)

マスカレード・ホテル (集英社文庫)

 

 

 さ・ら・に!

映画でのキムタクはやっぱり・・・

安定のかっこよさでした!!

 

これからもキムタクを応援していきます!!!

 

おわり。←終わり方が雑

 

 

東野圭吾原作「人魚の眠る家」の感想はこちら↓

 

shizukubooknavi.hatenablog.com